中国のNine Dragons Paper Holdings(玖龍紙業)がこのほど公表した最新の同国内での生産計画表によると、同社は2018年末までに現存する同社生産拠点のうち4工場で、再生ライナーボード年産合計200万トン分の増産体制を組む計画であることが分かった。同国北部では、2機のライナーボード・ラインが操業を開始する見込みで、1つは遼寧省に位置する瀋陽工場で年産60万トン分、もう1つは河北省に位置する同社子会社であるHebei Yongxin社で年産50万トン分が増産される。同社の当初の増産計画では、2018年6月までに瀋陽工場で39号機となる年産35万トンのラインのみを稼働させる予定であったとしている。同社は、上記以外に重慶工場で年産55万トン分、福建省泉州工場でも35万トンの増産体制を組み上げるとしている。
3月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ