パキスタン政府が、このほど中国から輸入の折りたたみ箱用板紙に対してアンチダンピング予備関税を賦課したことが分かった。2月末に下された予備判決では、同国国税委員会は不当廉売が発覚し、結果的に同国産業に物理的な損害を与えたと認識された時点から4ヶ月にわたって、暫定的なアンチダンピング課税を徴収すると決定づけた。APP社傘下にあるNingbo Asia Pulp & Paper、Ningbo Zhonghua Paper、Guangxi Jingui Pulp & Paper、Gold East(Hong Kong) Tradingには暫定AD課税5.13%が適用され、その他すべての中国輸出者へは31.62%が適用される。同国委員会は、最終決定に関するスケジュールを公表していない。
3月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ