フィンランドのValmet社は、中国広東省に位置するShandong Chenming Paper Ltd.(晨鳴紙業)湛江工場へ新たなワインダーを供給することが分かった。折りたたみ箱用板紙を生産している板紙ライン4号機に設置されることになっており、これで同ラインの巻取り性能が向上するとしている。新たなワインダーは2018年に稼働予定である。今回の注文は、Valmet社の2017年第1四半期受注分となっている。なお、売買価格は公表されていないものの、一般的にこの種のワインダーは約5百万~1千万ユーロと思われる。今回4号機へ供給されるワインダーは、大容量OptiWin Drum two-drum winderで、操作性が高く、優れたウェブ分離適性を有し、設定変更も信頼性が高く迅速に対応できるとしている。
3月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ