最新の米国産業統計によれば、同国2月の工業生産高指数は1月に前月比0.1%微減となった後、2月はほぼ前月と変わらず横這い推移となった。2月の製造業は前月比0.5%微増で6ヶ月連続の増加、鉱工業分野は同2.7%増と健闘した。一方、水道光熱費分野の生産高は前月から5.7%減少となったが、これは2月も引き続き例年より暖かい気温が続いた為、暖房需要が低く推移したことが主な要因とみられる。2月の工業生産高指数は2012年の平均と比較すると104.7%で、この2月の工業生産高指数は前年同月比0.3%増となった。また、2月の工業分野の稼働率は前年同月比0.1%ポイント数字を下げて75.4%を示したが、この数字は1972年~2016年の長期推移の平均を4.5%ポイント下回っている。
3月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ