EURO-GRAPHが発表した最新の統計によれば、1月欧州の新聞用紙の出荷量は前年同月比で下降傾向となったものの、SC紙と塗工/非塗工中質紙の出荷量は上昇傾向となっている。1月の新聞用紙の出荷量は前年同月比0.3%微減の562,000トンで、そのうち域内向けでは同2.6%減の442,000トンで、域外輸出向けは同9.2%増の120,000トンであった。一方、SC紙は同10.5%大幅に数字を伸ばし562,000トン、そのうち欧州域内での出荷量では同11.7%増の258,000トンだったが、欧州域外輸出向けでも同4.2%増の45,000トンとなった。また、塗工中質紙では合計447,000トンで前年同月比1.5%増、そのうち欧州域内向けで同0.6%微減で349,000トンだったが、域外輸出向けでは同9.6%増の98,000トンとなった。
3月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ