インドのKarnataka州の州立学校の生徒は、今年教科書を受け取るまでに少なくとも2ヶ月程度待たなければならない可能性が出てきたことが分かった。同州の各印刷会社は紙不足の状態に陥っており、また彼らは政府が作業命令を出すのに時間が掛かり過ぎると不満を表明している模様。合計で511種類の教科書を印刷せねばならないが、これを集計すると6千万冊に匹敵することになるとしている。政府から選定されている印刷業者のひとつAnil Hosakoppaは1千3百70万冊を印刷せねばならないところ、現在までに印刷を終えたのは約30%に過ぎないとしている。同社は、注文に対応する為には、3,300トンの紙が必要であるが、調達できた約400トンは既に使い果たしたとしている。
3月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ