米国オハイオ州Daytonの現地メディアによれば、Verso社が本社をこれまでのMemphisからDaytonへ移転することで、約2百万米ドルをその事業の一本化へ投入するとしている。同社によれば、米証券取引委員会への提出書類で、Memphis事務所を閉鎖する為に時間を費やして、2016年11月に本社をDayton地区に移転すると発表して以来、影響を受ける従業員に離職の打診と退職金の給付を行なっているとしている。同社関係者によれば、今年初に第2四半期末までに移転は終了する予定であるとしていた。米証券取引委員会への申告は、同社が2016年の年末の業績を発表した数日後に行われ、2015年の31億2千万ドルから26億4千万ドルの売上高が15%の純減となった。
3月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ