イタリアを本拠とするPAPCEL傘下GapCon社が、チェコの特殊紙メーカーKRPA PAPER社のプレス工程の大規模改造の上、順調に再稼働させたことが分かった。新たなシュー・プレスを搭載した6号機は、14日間の休転の後、2016年11月初旬にスケジュール通り操業を再開したもの。目標とする性能や紙のパラメーターは稼働後速やかに達成できたとしている。同6号機は、同社製品を使用する顧客が更に高い乾燥度の原紙で特殊紙製品を製造できることになり、すべてのライン効率がみるみる向上したとしている。KRPA社によれば、GapCon社は今回のプロジェクト全体にわたって大変信頼のおけるパートナーであると認識したとしている。
3月30日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ