中国通関当局が発表した最新の統計によると、2月の同国古紙輸入量は大きく上向いて、前月比8.9%増加の約2百43万トンとなったことが分かった。2ヶ月前世界的に供給量が限られていた中、12月同国国内市場の再生パッケージ用板紙価格の高騰に伴い中国からの需要が高かった時の状況を反映したことで、1月は一転前月比15.1%急減となり、2月はそこから反転上昇したもの。2月の同国OCC輸入量は前月比4.9%増の約1百45万トンとなった。また、新聞古紙は同11.4%急増の約44万5千トン、雑古紙は更に増加をみせ同22.2%増の約46万1千トンであった。前年同月の古紙輸入量全体の約1百95万トンと比較すると、今年2月の数字は24.6%大幅に数字を伸ばす結果となった。
4月3日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ