中国の塗工アイボリー・ライン3機が来月相次いで休転となり、合計で約7万4千トンの生産量が削減されることとなる。山東省のBohui Paper Industry社は、同省Zibo市に位置する同社旗艦工場の塗工アイボリー・ラインを5月1日から7日まで保守点検整備の為、停機とする旨、火曜日に顧客向けに報告したとしている。2010年に稼働開始した同ラインの設計生産能力は年産40万トン、今回1週間の休転で約9,100トンが削減される。また、APP中国も、広西チワン族自治区の欽州市に位置する同社工場ボイラーを停機とすることで、同工場の塗工アイボリー年産120万トンのラインが一時休転となる。5月10日~25日を休転とし、約5万トンが減産される。山東省のSun Holdings Group傘下、Sun Paper Cartonboard社も同省Yanzhou市の年産36万トンのラインで5月後半に生産を止め、1万5千トンの減産となる。
4月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ