ブラジルのコンテナーボード・メーカーBragagnolo社は、同社に導入した新たな製紙ライン3号機を年末までにフル操業に持ち込む計画であると、PPIラテンアメリカに語った、同社は、2016年9月に同国南部のSanta Catarina州に位置する同社工場で同ラインの稼働を開始させた。現在は、日産150トンで操業しているが、これは生産能力の75%にあたるレベル。同3号機は、再生中芯、テストライナーを日産200トン、年産7万2千トンの能力で設計されているとしている。同社関係者によれば、ブラジル経済は現在上昇傾向にあり、今年の第3四半期にはフル操業ができると信じているとしている。この新ラインの加入によって、同社はFaxinal dos Guedes工場の生産能力を倍増し、3機で再生コンテナーボード14万4千トンまで引き上げる計画。1号機と2号機合わせて合計7万2千トンの生産能力がある。
4月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ