中国東部の浙江省富陽市に位置する70以上の紙・板紙工場が、4月25日から5月25日までの期間に廃水放出量抑制の目的で政府が主導する休転を5日から10日間取ることが分かった。最も大きな影響を受けるのは、特に同省のXinshengda Holdings、Yongzheng Holdings、Honghao Holdings、Chunsheng Holdingsなど2015年から2016年に同地の小規模メーカーを吸収・合併し創設されたの4つの紙・板紙グループに属する多数の再生板紙工場であるとしている。この巨大4グループが運営しているのは合計35工場で、再生板紙の生産能力は合計で年産430万トン、主に塗工裏ねず板紙がそのほとんどを占めている。富陽市は板紙生産の中心地として知られ、約500工場が散在するが、産業による深刻な公害にも直面している。
4月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ