南アフリカを本拠とするMondi社のポーランドSwiecie工場にて、3月初旬から改造工事の為、停機としていたクラフトライナー・ライン1号機がこのほど生産を再開したことが分かった。当初、4月初頭にも稼働を再開する予定であった同ラインは、最終的に4月後半に商業生産を再開したとしている。同社の広報担当者は、同ラインは再稼働となったものの、再稼働の正確な日程については特定を控えている模様。業界関係者によると、Mondi社よりイースター祭前後に1号機が遅延の上、再稼働した旨の顧客向け通知を受け取ったとしている。また今回の改造の目的は、ラインの生産スピードを上げる狙いがあったとしている。同ラインは米坪100g以上のクラフトライナー年産18万トンの生産能力があったが、2018年中に更に年産8万トンの増産が見込めるとしている。
4月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ