米国の最新の産業統計によると、4月の米国製造業部門はその経済活動が復活して以降8ヶ月連続で拡大となったが、産業界全体でみると95ヶ月連続で成長を維持している。米国4月のPMI指数は54.8%で前月の57.2%からは2.4%ポイント減となり、製造業はやや数字を落としている。また、4月の製造業新規受注指数は前月の64.5%から7.0%ポイント減の57.5%、一方、製造業生産指数も57.6%だった前月より1.0%ポイント上げて58.6%となった。また製造業雇用指数は前月の58.9%から6.9%ポイント減って52.0%となった。原材料在庫指数は前月の49.0%から2.0%ポイント増の51.0%、物価指数は前月の70.5%から2.0%ポイント下げて68.5%となった。米国製造業部門の経済活動はいくつかの分野で減少推移となったが、各分野ともに概ね50%を超える好調な傾向にある。
5月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ