最新の米国雇用統計によれば、4月の非農業部門就業者数が21万1千人増加したことで、全体の失業率は前月からわずかに減少して4.4%で推移した。雇用が上向いた職種は、レジャー・接客業分野、ヘルスケア部門、社会扶助、財務活動部門、鉱業などの分野で目立った。全体では4月の失業率は前月から微減の4.4%、失業者数の合計は710万人で、年間を通して失業率は0.6%微減で、854,000人が減少した。労働者層別でも、4月の成人男性の失業率は4.0%、成人女性の失業率は4.1%、白人は3.8%、黒人は7.9%、10代の若年層は14.7%、ヒスパニック系は5.2%、アジア系労働者の失業率は3.2%と、どの層も失業率は微減傾向で推移している。また長期にわたって(27週間以上)の失業者数は前月からやや減少の約160万人で、4月の失業者全体の22.6%を占めたが、この12ヶ月でこの長期失業者の数は433,000人減少した。
5月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ