米国のWhite Birch Paper社は、同国バージニア州Ashlandに位置する新聞用紙年産24万トンの同社Bear Island工場の永久閉鎖を計画しており、今後は同拠点を別の目的で使用する方向で検討していることが分かった。同工場の従業員165人は5月17日をもって閉鎖される旨、告知されたが、生産活動の最終日は近々公表されるものとした。同社社長によれば、厳しい市況価格、困難な原価基礎、需要の低迷が最低コストの能力を明らかにし、今後最適化を余儀なくされるとしている。更に同社は、世界レベルの低コスト出版物の製作者として依然残存し、これからも残存し続けていくものとした。この困難な決定を下さなければならないのは本当に残念であるが、同工場従業員にはこれまで絶え間なく努力と奉仕をしてくれたことに感謝しているとしている。
5月19日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ