ドイツを本拠とするSchumacher Packaging社が、ポーランドのBukowiecに位置する同社Poledno工場の段ボール・ラインへ保湿システム(moisturizer system)を導入することで、このほどその供給に関しフィンランドのValmet社と契約を取り交わしたことが分かった。今回の投資プロジェクトの目的は、同工場で生産する段ボール板紙の品質向上に加え、板紙の反りによる生産ロスを減らすことにあるとしている。新たなシステムの稼働開始を7月に見込んでいる。なお、今回の発注金額については公表されていない。ただし、Valmet社によると、この種類の自動システム供給は通常約1百万ユーロだとしている。
6月8日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ