マレーシアを本拠とするTien Wah Press Holdingsが、2017年12月31日に終了する現在の会計年度(FY17)の利益に影響を及ぼすと懸念される、オーストラリアの同社ユニットの注残となっている印刷事業を中止することを本日公表したことが分かった。1回限りの退職手当費用及び発生する機械設備の減損損失の結果、連結損益には15.75百万リンギットの減少、1株当たり利益は0.01リンギットの減少、として同社は現地紙Bursa Malaysiaへの声明で述べている。同紙はTien Wah社のオーストラリアのユニットAnzpac Services(Australia) Pty Ltdの印刷事業の中止は、同社の戦略的ポジショニングを改善し、長期的には運用コストを削減するための生産拠点の再編の一環であると、伝えている。
6月20日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ