アルゼンチン政府が、オーストリア、中国、フィンランド、米国からの輸入コート紙に賦課しているAD課税5年分の再調査に乗り出すことを決定したことが分かった。同国経済財務省は、2012年6月に同4ヶ国からのコート紙に対し、39.56%から98%までのアンチダンピング課税を賦課していた。5年間にわたって適用となるこの法令は、幅15㎝ないしそれ以下以外で、米坪範囲80gから200gまでの10%ないしそれ以下の機械パルプ混入のコート紙、巻取り・平判に賦課されるもの。南米諸国の生産省は先週、法令適用の期限を再検討し、それを延長するかどうか決定すると公表した。また、この懲罰的関税は、再検討期間の終わりまでは有効であり、それは決定されたスケジュールではないとしている。
6月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ