米国森林紙製品協会が発表した最新の月次統計によれば、米国5月の印刷・筆記用紙全体の出荷量は前年同月比2%減少となった。非塗工印刷・筆記用紙は前年同月比でマイナスとなったが、塗工品では増加もしくは前年並みとなっている。一方、5月末の印刷・筆記用紙の在庫は前月末から1%減少をみせた。コート紙カット判の5月出荷量は好調な推移となり、過去12ヶ月間で3年連続の増加となった。4月の同品種の輸入量は同3%増、輸出量は同1%の減少となった。塗工中質紙の5月出荷量は前年同月比で1%以下の増加推移となり、過去12ヶ月間で3年連続の増加となった。4月の同品種の輸入量は同14%大幅減で、輸出量も同22%減と大きく下落する結果となった。非塗工中質紙の5月出荷量も前年同月比2%の減少となり、過去12ヶ月で最低の水準、また4月の輸入量は同0.5%増、輸出量も同1%増となった。
6月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ