欧州委員会(EC)は、スペインの封筒メーカーPrinteos社(以前はTompla社として知られていた)に対するカルテル決済の判決を改訂し、同社の価格固定カルテルへの参画に4,729,000ユーロの罰金を科したことが分かった。Printeos社と他の4社は、既に2014年12月に本件について解決する方向で合意していた。2016年12月、一般裁判所は裁量的な細かい削減(ケースT-95/15)に関する十分な理由がないことから、Printeos社に対して一旦罰金を撤回しており、この判決は和解手続きにおいて認めたカルテルに対するPrinteos社の責任を問うものではないとしていた。しかしながら今日の決定は、一般裁判所によって特定された手続上の誤りを修正し、Printeos社に改めて罰金を科すこととなった。今回の新しい罰金は前回の決定時に決定した罰金と同額となっている。
6月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ