ロシアの大手新聞用紙メーカーKondopoga社は、その破産手続きが同地Karelia裁判所によって2017年12月19日まで延長されたことが分かった。同社の声明文によると、同社が膨大な資産を所有していることから、この決定となったものだが、従って必要とされる売却書類を作成し、売却条件に債権者が同意する為には、追加の時間が必要であると判断されたとしている。2017年6月5日現在、主要債務の合計金額は130億ルーブル(2億2千万ドル)以上であった。 また、同社には破産手続きを完了させるのに十分な資金があるとしている。カレリア共和国の地方当局は、ロシア政府が潜在的な買い手との販売契約を交渉しているとしており、Karelia Pulp社は昨年、新聞印刷工場を買いたいとの意向を示し、重袋クラフト紙大手メーカーSegezha社も買収に興味を示していた。
6月29日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ