ブラジル森林産業協会が発表した最新の統計によれば、同国5月の紙生産量は869,000トンで前年同月比2.6%増となった。そのうちパッケージ紙生産量は同9.2%増の465,000トン、印刷・筆記用紙は同5.0%減208,000トン、新聞用紙は半減し3,000トン、板紙は同5.2%減の58,000トン、ティッシュ製品は同1%減の98,000トンとなった。5月の同国紙輸入量は前年同月比15.4%増の60,000トン、そのうちパッケージ紙輸入量は同33.3%増の4,000トンとなったが、新聞用紙の輸入量は同37.5%激減の5,000トンであった。また、板紙輸入量は同33.3%増の4,000トン、印刷・筆記用紙輸入量は同34.8%増の31,000トンとなっている。また、5月のブラジル国内市場での紙販売量は前年同月とほぼ同じ442,000トンであったが、紙輸出量は同0.5%微増の190,000トン、消費量は同4.1%増の739,000トンとなった。
7月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ