トルコを本拠とするHayat Kimya社は、ロシアTartaristanに位置する同社Yelabuga工場にティッシュ年産7万トンの生産能力を有する新ライン7号機を導入することで、このほどフィンランドのValmet社と契約を取り交わしたことが分かった。契約では、Valmet社は原料調製システムを搭載するAdvantage DCT200 TSティッシュ・ライン一式を納入することになるとしている。同ラインには、OptiFloヘッドボックスと鋳造合金ヤンキー・シリンダーも設置されている。同7号機は、抄き幅が5,600㎜、設計スピードは分速2,200m、原料として100%バージン・パルプを使用する予定としている。なお、今回の投資総額は公開されていない。7号機は、同工場では2機目のティッシュ・ラインで、現在2015年に設置された1機目、同じく年産7万トンのラインで操業している。
7月6日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ