オーストリアを本拠とするMayr-Melnhof社が所有する板紙工場のひとつで、ドイツ、デュッセルドルフ近郊Neussに位置するFS Karton社で7月7日金曜日午後2時頃に屋外の古紙貯蔵ヤードから出火したことが分かった。現地消防隊の報告によると、120人の消防士が消火に従事し、分当たり2万リッターの放水を行なったことで、近隣の建物や生産現場への延焼は避けることができたとしている。また、燃焼した古紙ベールは重機で引き離され、消火され、埋め立て処分されたと伝えられている。夜間には、緊急時の戦力を50に、朝には30まで減らすことができ、28時間後の現在、消火作業は終わったと、土曜日の声明で述べた。安全上の措置として、同工場の板紙ラインは24時間停止となったが、顧客への商品配送などに影響は出ていないとしている。
7月10日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ