破産したベルギーの特殊紙メーカーIdempapers社に新たな望みがみえてきたことが分かった。ベルギー自由貿易連合(CGSLB)が先週伝えたところによると、複数の個人投資家が同社の産業活動を復活させる為の意志を確認できたとしている。すべてがうまく運べば、年末までに操業レベルは低いものの稼働が再開される可能性が出てきたとしている。Idempapers社は6月1日、Walloon Brabantの商業裁判所によって破産宣告され、それ以降の生産量は減少している。同社は、12月中旬にNivellesの商業裁判所にいわゆる「Procedureen Reorganisation Judiciaire」(PRJ)を提出したが、市場では非常に競争が激しく、また需要減退の中、様々な内外の課題に直面しており、コスト構造を調整し負債負担を軽減する必要があったとしている。
7月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ