中国河北省保定市で、2つの小規模工場に於いていずれもティッシュ年産1万5千トンの新ライン2機が、先月末稼働を開始したことが分かった。1機は、Baoding Lifa Paper社で、Weifang Hicredit社が供給したティッシュ・ラインが6月23日、最初の製品を送り出した。同ラインは、抄き幅3,500㎜で、設計スピードは分速900m、木質パルプを原料とする。一方、同様の時期に、同市内のメーカーBaoding Zhongxin Paper社で、前出のラインと同仕様のティッシュ・ラインが試運転を開始したとしている。同社は、昨年第4四半期にも同仕様のラインを稼働させている。しかも、同社は同じWeifang Hicredit社と3番目のティッシュ・ライン供給の契約を既に取り交わしており、同ラインの稼働開始を来年3月~4月に見込んでいる。
7月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ