南アフリカを本拠とするMondi社が、スロバキアに位置する同社Ruzomberok工場で稼働を予定している新たな白ライナー・ラインは、当初の計画であった2019年から2020年へ稼働時期が先送りとなったことが分かった。同社によれば、遅延の理由は公的な承認取得の問題であるとしている。同社広報担当者によると、プロジェクトは通常、優遇税制に加えすべての必要な認可を得る必要があり、現在申請を進めているものの、当初のスケジュールよりも想定以上の時間が掛かっているが、この規模のプロジェクトでは珍しいことではないとしている。プロジェクト自体は円滑に進捗しており、現在稼働を2020年に定めている。同社は2015年、同工場の19号機として年産30万トンの同ライン導入を公表していた。投資総額は3億1千万ユーロと見積もっている。
7月20日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ