米国森林紙製品協会が発表した最新の月次統計によれば、米国6月の印刷・筆記用紙全体の出荷量は前年同月比5%減少となった。6月の印刷・筆記用紙の主要4品種いずれも前年同月比でマイナスとなったが、6月末の印刷・筆記用紙の在庫は前月末から1%増加をみせた。コート紙カット判の6月出荷量は前月の増加推移から反転、前年同月比3%減となった。また5月の同品種の輸入量は同25%大幅増、輸出量も同12%の増加となった。一方、上質紙カット判の6月出荷量は前年同月比4%減となり、5月の同品種の輸入量は同4%減で、輸出量は同23%増と大きく上向く結果となった。塗工中質紙の6月出荷量も前年同月比5%の減少となり、今年4回目の減少推移、また5月の輸入量は同12%減、輸出量は同30%大幅増となった。非塗工中質紙の6月出荷量は同21%減、5月の輸入量は同12%減、輸出量は46%減のほぼ半減となった。
7月20日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ