Nordic Paper社は、スウェーデンを本拠とするクラフト紙、耐脂紙の大手メーカーであり、同社の3工場はスウェーデン、もう1工場はノルウェーに位置している。中国を本拠とする紙パルプ・メーカー安徽山鷹紙業 (Anhui Shanying Paper Industry Co., LTD)が、Nordic社の株式100%をこのほどドイツの投資ファンドSpecial Situation Venture Partner IIIとPetek GmbHから取得することで、このほど契約を取り交わしたことが分かった。新たなオーナーとなる安徽山鷹紙業 は中国のTaisonグループの一員で、2001年以降は上海証券取引所に上場を果たしている。同社は、製品ラインナップと地理的な更なる拡大を図り、今後同社を多様化していく意向を株式市場に伝えたとしている。現在、同社のコアビジネスは、再生ファイバー取引、クラフト紙製造、パッケージング、デザイン、印刷、物流で構成されている。
7月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ