山東省のShandong Bohui Paper Industry社は、同社のわらパルプ・ラインおよび複数のグラフィック紙ラインの環境影響評価に於いて承認された記録がないとして、このほど約100万人民元の罰金を科されたことが分かった。同国の環境保護省(MEP)は、7月14日、山東省Zibo市に位置する同社旗艦工場で立ち入り検査を実施した。その結果、年産3万8千トンのわらパルプ・ラインとグラフィック紙年産合計14万トンの複数の製紙ラインが、環境影響評価を受けていないことが発覚したもの。中国の規制では、産業部門の建設および運営が始まる前に企業がを環境影響評価を申し出て、承認を受ける必要があるとしている。検査以降、当該のわらパルプ・ラインとグラフィック紙ラインでの生産は差し止めとなっている。
8月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ