中国のBohui Paper Groupは、新たな板紙ラインをドイツのVoith社から供給することで2017年2月契約を取り交わしたことが分かった。同ラインは江蘇省に位置する同グループDafeng工場の4号機として導入され、世界でも最大規模の板紙ラインとなるとしている。Voith社は、ウェット・パートからワインダーまでの同社XcelLine工程一式を供給することになっている。これにより、顧客サイドの接合部分数が最小限に抑えられ、プロジェクト全体のコスト透明性が確保されるとしている。今回の発注は、かつての1号機3号機の板紙ライン導入に関わった両社間の長期的で且つ絶好の協力関係構築の結果であるとしている。同グループの専門家は、Voith社が2003年と2013年にそれぞれ2機のラインを迅速かつ円滑に試運転させたことに感心したとしている。
8月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ