スイスを本拠とするClariant社が、規制当局の承認条件を満たし、米国のHuntsman Corporationとの対等合併を完了しつつあるとして、進捗状況を発表したことが分かった。特定の企業結合による独占禁止法の影響を検討している米国連邦取引委員会(FTC)は、昨日、石鹸およびシャンプーのようなパーソナルケア製品に使用されるイセチオン酸ナトリウム、特定の構造および添加剤/塗料およびインクの用途に使用されるポリエーテルアミン生成物の2つの製品に関連する情報の第2の要求を当事者に送ったとしている。これらの製品は、2016年に米国の2社のそれぞれの収益合計で2千400万米ドル弱を占め、Clariant社は、当初想定したタイムライン上でFTCの懸念を満たすことができると確信しており、この対等合併は年末に完了する予定としている。
8月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ