フランスの労働組合組織CGTは、このほど同国の印刷会社Riccobono社から、その関連会社であるMediterranee Offset Presse社(MOP社)経営に於ける善後策として最大50%の従業員解雇を実施する可能性を示唆する提案を受け、それを却下したことが分かった。MOP社は昨年末に予防的手続きに入り、2017年の初めに管理下に置かれていた。同社広報担当者によれば、この争議がどの様に終結するのか分かりづらいものの、印刷業分野は状況が難しく、MOP社に今後何が起こるかは言えないが、いずれにせよ裁判所が改めて状況を見直し、同社が継続できるかどうかを決定することになると付け加えた。同社は主に新聞と雑誌の印刷を手掛けてきた。
8月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ