ベラルーシの国営企業Geroi Truda社は、同国Dobrushに位置する同社工場に於いて、折りたたみ箱用板紙の新ラインの試運転を11月まで遅らせることが分かった。同国国営の情報機関によれば、熱電併給プラントを含む年産20万トンの工場建設は既に97%まで進んでいるとしている。投資総額、推定約5億ユーロのこのプロジェクトは、中国のXuan Yuan Industrial Developmentによって遂行されているもの。Dobrushでの建設作業は2013年7月に開始されたが、当初は2016年上半期には完成する見込みであったとしている。しかしながら、建設作業自体と、政府当局からの複数の承認取得の遅延等いくつかの問題によって工場立ち上げはこれまで何度か延期されたとしている。
8月29日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ