ブラジル森林産業協会が発表した最新の統計によれば、同国が今年1月~7月に輸出したパルプの数量累計は780万トンで、前年同期比では4.3%の増加となった。また、その期間のパルプ生産量累計は同5%増の1千120万トンであったが、輸入量累計は43.7%大幅減の130,000トンとなった。一方、同期間のパルプ消費量累計は同2.6%増の360万トンであった。パルプ輸出取引額累計は同9.8%増の35億米ドルとなっている。そのうち、中国向けが14億米ドル、ヨーロッパ向けが10億米ドル、北米向けが5億1千1百万米ドル、アジア・オセアニア向けが3億1千4百万米ドル、中南米向けが1億2千4百万米ドル、アフリカ向けが2千3百万米ドルであった。
8月30日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ