ロシアのSegezhaグループは、同国Kareliaに位置する同社紙パルプ工場に於いて、11号機となる製袋用紙年産11万トンの生産能力を有する新ラインの設置を完了し、近いうちに同ラインの試運転に入ることが分かった。現地自治体からの情報によれば、同社は同11号機での生産開始を10月27日に見込んでいるとしている。同社はこれまでのところ、同ライン建設に対し68億ルーブル(1億1千7百万米ドル)を投資した。今後、2018年に完成を予定しているバイオマス・ボイラーを含めると投資総額は130億ルーブルとされている。同社は当初の声明で、同工場からの新たな製品の約70%は輸出市場向けとなり、残りの約30%が国内市場に回されるとしている。
9月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ