最新の米国雇用統計によれば、8月の非農業部門就業者数が15万6千人増加したことで、全体の失業率は前月からほぼ横這いの4.4%で推移した。雇用が上向いた職種は、製造業、建設業、専門技術サービス、ヘルスケア部門、鉱業などの分野で目立った。全体では8月の失業率は前月と変わらずの4.4%で推移、失業者数の合計は710万人で、今年の年初に減少をみせて以降、4月からここまで失業率はほぼ4.3%と4.4%の中で小動きに推移してきたとしている。労働者層別では、8月の成人男性の失業率は4.1%、成人女性の失業率は4.0%、白人は3.9%、黒人は7.7%、10代の若年層は13.6%、ヒスパニック系は5.2%、アジア系労働者の失業率は4.0%と、各層で失業率はわずかに増減をみせている。一方、長期にわたって(27週間以上)の失業者数は前月からほぼ横這いの約170万人で、8月の失業者全体の24.7%を占めた。
9月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ