台湾を本拠とするLong Chen Paper社(榮成紙業)が、中国湖北省松滋市に位置する同社工場に於いて、年産合計85万トンとなるパッケージ用再生板紙ライン3機を、このほど稼働開始させたことが分かった。このうち2機は、再生コンテナーボード年産合計80万トン、1機は紙管原紙年産5万トンの生産能力を有するとしている。2号機はテストライナー、再生段ボール中芯生産用で6月に稼働開始、クラフトライナー用の1号機と紙管原紙用の3号機は、先月最初の製品を生産した。同社広報担当者によると、ラインは3機ともに依然微調整を行なっている段階で、今後しばらくは続行するとしている。フィンランドのValmet社製である1号機と2号機は、抄き幅6,600㎜、設計スピードは分速1,000mとなっている。
9月6日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ