Shandong Chenming Paper Holdings(晨鳴紙業)が、NBKPおよびDP年産合計30万トンのパルプ・ラインの建設を新工場に於いて進めているとして、このほど公表したことが分かった。同ラインは、同国中央部の湖北省黄岡市の未開発工業地域に建設される新工場に設置され、2018年6月に稼働開始の予定となっているとしている。中国共産党の公式新聞The People’s Dailyが8月28日付で、晨鳴紙業による紙の生産能力130万トンの新工場建設計画が長江への水質汚染の恐れからキャンセルされたと報じた後に、同社は今回のパルプ・ライン建設を公表したもの。同地政府から発行された2014年6月の環境影響評価(EIA)に於いて、同社はパルプ・ラインを発注した後、同工場に5機の紙・板紙ラインを建設することを提案し、そこには年産合計1,034,000トンの能力を有する3機の再生コンテナーボード・ユニット、年産204,000トンの板紙ライン、および68,000トンのティッシュ・ラインが含まれていた。
9月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ