フィンランドStora Enso社のVeitsiluoto工場でのオフィス紙生産は依然として限定的な状況となっていることが分かった。8月上旬に2号機乾燥工程で起きた重大事故による深刻な損傷の為、同ラインは停機のままとなっている。同社によれば、2号機でのフル生産は12月末まで待たねばならないかもしれないとしている。ただし、同グループは9月中に暫定的な打開策と、限られた能力で同ラインを再起動しようとしていると語った。同社広報担当者によると、現時点では同工場2号機に関する新たな情報はないが、近いうちに公表できるであろうとしている。同2号機は、オフィス紙年産28万トンの生産能力がある。同工場にはその他2機のオフィス紙ライン、塗工中質紙ラインがあるが、これらのラインは事故の影響を受けていないとしている。
9月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ