ベネズエラの新聞Ultima Horaは、同国での紙不足が原因で刊行物の発行を取り止めたことが分かった。同国ウエブサイトにEl Nacionalによると、同社は40年前に設立され、同国北西部Portuguesa州では主要な新聞社であったとしている。同社の編集長はインタビューに答えて、国営で唯一の紙サプライヤーから再び紙の供給があるまでの短期的措置になることを望んでいるとしている。同氏によると、既に1年以上にわたって、それまで1日当たり21,000部印刷していたものの、3,500部まで減らさざるを得なくなっていたとしている。同新聞社は、すべての部門への扉を開く新聞として、政治や事業の立場に関係なく告発を行い、政府との関係に於いてページ数を16ページに減らし、現在はその能力の20%しか発行できない状態となっている。
9月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ