メキシコ紙パルプ産業全国評議会が、2017年の同国紙消費量は前年より約20万トン増加(2.5%増)し、合計で850万トンを記録するであろうと予想していることが分かった。一方、紙生産量は前年比2.5%増の630万トン、設備稼働率は90%と見込んでいるとしている。同評議会のデータによると、同国のコンテナーボード消費量は前年比3.3%増、板紙消費量は同2.9%増、ティッシュは同2.7%増を予測している。同評議会発行の2016年年次報告書によれば、2017年には悪条件が懸念されているが、引き続き国内市場を強化するために複数の強みを活用していくとしており、今後の適切な選択肢は、原材料、完成品およびサービスの供給の拡大および多様化、ならびにMaquiladora輸出産業による一時的な輸入計画における枠組みの拡大を通じ、製造業との相乗効果を達成することであるとなっている。
9月19日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ