ベルギーを本拠とするパッケージング専業のVan De Veldeグループが、折りたたみ箱分野での地位強化を進めていることが分かった。同国Wetterenを拠点とする同グループは、今月頭にオランダのRoyal Schut社を取得することで契約に漕ぎ着けたとしている。Van De Velde Packaging社は同グループの折りたたみ箱分野を担っているが、同国LichterveldeとBruishoutemとポーランドのPoznanで生産活動を行なっている。Wetterenの同社工場では、板紙パッケージの製造も行なう同社は、主に食品、飲料、ヘルスケア部門へ供給している。同社全体のパッケージ生産量は年間4万トンとなっている。一方、Royal Schut社は1886年の創立で、オランダで2ケ所の子会社を所有しており、今回の合併によって同社の従業員100人、パッケージ生産量年間1万トン、売り上げで2千万ユーロが同グループに移管されることになる。
9月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ