リトアニアのAB Grigeo社(AG社)、その子会社UAB Grigeo Baltwood社(UGB社)は、UGB社の株式100%をドイツ企業Homanit Holdingsへ売却することで、このほど両社が基本合意書へ署名したことが分かった。売買取引の完了をもって、Homanit社は1年半の期間内にリトアニア国内で6千5百万ユーロ投資の意向があり、それによってUGB社の従業員数を2.5倍に増員、生産量を4倍以上に引き上げる計画としている。AG社の会長兼社長によると、同社は現在2つのコアビジネス:ティッシュと板紙の生産を同グループの最新の戦略として焦点を当てているとし、従ってこれまで数年、同社ファイバーボード生産への投資家を探していたとしている。Homann Holzwerkstoffeグループは国際的な事業拡大を追い求める安定企業であり、ポーランドとドイツにMDF(中密度繊維板)HDF(高密度繊維板)の工場を所有しているとしている。
9月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ