米国を本拠とする投資ファンドFirst Eagle Funds社とスペインのSAICAグループは、フランスのEmin Leydierグループの想定される売却に関連して、米国に拠点を置く投資家に代わりFirst Eagle Funds社とSAICAグループが独占的な交渉に入ったと発表したことが分かった。フランス・メーカーであり、段ボール原紙と梱包材の生産に於ける欧州の大組織でもあるEmin Leydierグループは、同国で8つの工場を運営している。また、First Eagle Funds社は2009年以来、Emin Leydierグループの資本の約53%を保有しているとしている。ここ数年で、Emin Leydierグループは、製品の品質、革新性、および産業性能に焦点を当てて、その地位を固めてきた。2016年の年商は3億5千6百万ユーロ。想定されている売買取引には、Emin Leydierグループ従業員代表団との協議と、EU競争当局からの承認が必要であるとしている。
9月26日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ