ブラジル森林産業協会が発表した最新の統計によれば、同国が今年1月~8月に輸出したパルプの数量累計は890万トンで、前年同期比では4.9%の増加となった。また、その期間のパルプ生産量累計は同3.6%増の1千270万トンであったが、輸入量累計は42.9%大幅減の149,000トンとなった。一方、同期間のパルプ消費量累計は同1.9%減の390万トンであった。パルプ輸出取引額累計は同12.4%増の約40億米ドルとなっている。そのうち、中国向けが16億米ドル、ヨーロッパ向けが12億米ドル、北米向けが6億2千1百万米ドル、アジア・オセアニア向けが3億5千9百万米ドル、中南米向けが1億4千9百万米ドル、アフリカ向けが2千7百万米ドルであった。
9月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ