ロシアの段ボール・パッケージング・メーカーであるPavlovo-Posadskiy Gofrokombinat社(PPG社)が、同国モスクワ近郊の同社工場に於いて、新たな再生コンテナーボード・ライン立ち上げに向けて準備を進めている。夏以降、同社は年産5万5千トンの最大生産能力を有する同ラインの試運転を続けている。現在、抄き幅4,200㎜の同ラインは再生中芯の製造が可能な状態となっているとしている。このラインで生産された製品は、すべて段ボール原紙合計1億8千万平米の生産能力を持つ同工場の2つのコルゲーターで加工されることになる。早いうちに同社はこのラインの高性能化を図る予定で、生産能力を80%引き上げ、年産9万5千トンに増産する目論見。同社広報担当者によれば、セカンド・ワイヤーと大量原料調製工程をラインを適合させることにできる機械供給メーカーを選定中。
10月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ