インドのSree Sakthi Paper Mills社が、同社所有のうち1工場の不動産と資産を売却したことで、正式に紙・板紙産業から撤退することが分かった。同国Tamil Naduに位置する同社Chalakkudy工場は、以前は板紙工場として運営されていたが、2014年に閉鎖されたもので、このほど無事売却が完了したと本日公表されたとしている。売買金額は、既に昨年株主から承認を受けていた1億5百万ルピー(160万米ドル)となった。同工場は、同社が運営している2工場のうちのひとつで、別の1工場はKeralaに位置する年産8万8千トンの生産能力を有するEdayar工場であるが、この工場も、昨年同州の環境当局からの指令によって閉鎖を余儀なくされていた。
10月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ