イタリアの労働組合CGILによると、同国Burgo社は交渉中となっていた同社Duino工場2号機をCartiera di Ferrera社へ売却する案が今後早急に合意に至らない場合、同工場の従業員約120人の集団解雇の手続きを開始することが分かった。同労組によれば、同社はこのほど従業員とのミーティングに於いて、同工場のLWC紙ラインの売却交渉と、同ラインをテストライナー生産用に変換する案が一時保留になっていると公表したとしている。今年初め頃、Cartiera Ferrera社は2015年12月に閉鎖となったLWC紙年産15万トンの同2号機をBurgo社より購入し、同社に代わって同工場を運営する意向を示していた。現在、Burgo社は緊急のコメントを控えている。一方、同社は2018年1月をもって、同国Verzuolo工場のLWC紙ライン8号機の閉鎖も公表している。
10月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ